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冷麺の本場朝鮮の玉流館冷麺 絶品冷麺の意外な食べ方と歴史

冷麺の本場朝鮮の玉流館冷麺 絶品冷麺の意外な食べ方と歴史
平壌玉流館の冷麺

南北会談で食べられた平壌「玉流館」の名物冷麺

 27日の11年ぶりとなる南北会談の夕食で出されて話題になった平壌冷麺を食べてみませか?

 今回、平壌からも料理長をともない板門店へ持ち込んだのは、玉流館の冷麺です。平壌冷麺の名店として知られます。

 玉流館の冷麺は、朝鮮旅行での追加オプションにもあります。ツアー参加の人数よって異なりますが3000円から5000円(冷麺単品だけではなくアイスなどデザートのセットとなります)と決して安くはありません。今回は少しでもお得に絶品冷麺を楽しんでもらえるコツをお伝えします。

ぜひ一度は食べたい玉流館の冷麺。少しでも安く食べるためには事前申し込みと事前支払いを

 玉流館の冷麺を希望されるのであればツアー申込み時にリクエストいただき追加料金を日本円でお支払いいただくとお得です。現地平壌でもリクエストすれば休店等でなければアレンジしてくれますが、上記料金より高くなることが多く少しでも安く玉流館の冷麺を食べるなら事前リクエスト事前のお支払いをお勧めします。
 
 平壌の冷麺は玉流館だけではありません。他にも美味しい冷麺はたくさんあります。コリアツアーズがお勧めするのは、高麗ホテルの1階にある冷麺店です。ホテル内での自由時間に好きなときに食べることができます。お支払いも人民元やユーロで払うことができます。ユーロに比べ小額紙幣である人民元が便利です。

 朝鮮で冷麺の食べ比べをしてみるもいいかもしれませんね。

冷麺の歴史。平壌と盛岡冷麺の故郷の咸興に加え中国延吉の冷麺もお勧め

 食文化が発展し豊かな日本は美味しい冷麺がたくさんあります。冷麺は、現在の朝鮮北部発祥の料理とされ、韓国でも一般的に食べることはできますが、朝鮮戦争で朝鮮から韓国側へ移動した人たちにいよって朝鮮半島全体へ広がったと言われています。

 朝鮮の冷麺の特徴は、黒い麺です。また歯ごたえもあるため、食べる前にハサミで切ってもらうことも一般的です。

 朝鮮を代表する冷麺としては玉流館などを筆頭に平壌冷麺、それから、朝鮮東部に位置する咸興(ハムフン)冷麺が朝鮮2大冷麺として知られています。ぜひ咸興でも冷麺を食べて味や見た目の違いなどを楽しんでもらえるとより朝鮮通になれると思います。

 朝鮮以外にも中国朝鮮族が多く住む吉林省延吉の延吉冷麺も美味しいことで知られます。中国語では朝鮮風の冷麺を朝鮮冷面と表記します。日本で初めて誕生した冷麺として知られる盛岡冷麺は、咸興出身者が伝えて始まったものです。

冷麺は夏の食べ物は間違い?滋養たっぷりな朝鮮冷麺をもっと美味しく食べる本場の食べ方

 日本だと冷麺は、そうめん、冷やし中華などと同様に夏の食べ物だと認識されていると思います。韓国でも夏に食べるものだと思っている人が多くいますが、冷麺は本来、寒い冬に栄養をつけるために食べるもので、オンドルで暖かい室内で身体機能を整える栄養たっぷりの滋養強壮食というのが元々の冷麺です。

 そのため見た目はシンプルですがスープに栄養が凝縮されておりスープまで飲み干すのが効果的とされます。

 お勧めの食べ方としては、酢とおでんなどに入れるような黄色からしを好みで混ぜて食べます。酢は箸へ垂らして器へくるくる回しながら入れるのがきれいな入れ方とされます。

 過去に韓国などで「本場の冷麺」として食べたけど、いまいちだったという人はぜひ平壌で冷麺を食べてみてくださいね。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

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