「丹東グルメフェスティバル」28日から開催
4月28日から中朝国境の遼寧省丹東では、「丹東グルメフェスティバル」が開催されます。
会場は鴨緑江に浮かぶ中洲の月亮島前の広場です。
このイベントは、コロナ禍にも開催されてましたが、新型コロナウイルス規制緩和後では初開催となります。
ようやく、中国国内の旅行会社によるツアーも再開されたので、多くの観光客が賑わうと予想されます。
明日は、あいにくのお天気となりそうですが、最高気温は15度近くまで上がる日本より少し遅めの春の陽気でイベントが楽しめそうです。
キムチは韓国のもの?理解できない批判
鴨緑江の対岸は朝鮮、ということで中朝ボーダーの都市らしく朝鮮文化のイベントも並行して行われます。
朝鮮料理や伝統酒などが一堂に会する「朝鮮族グルメフェスティバル」や朝鮮文化体験イベントも楽しめます。
1つのイベントと並行して複数のイベント名を冠して同時開催するのは、中国あるあるの1つとなります。
この中国朝鮮族の文化イベントを、2021年「キムチ祭り」と銘打って開催したところ、韓国から”キムチの略奪””歴史の歪曲”などの謎の批判を受けています。
キムチの味付けの違いこそありますが、キムチ自体は、朝鮮族の伝統文化でもあるので「韓国人は何を言っているのか?」と不思議がり、理解できないと語る朝鮮族も少なくありません。
今年は韓国からの「見当違いな批判」へ配慮したのか、キムチ祭りという言葉は確認できないようです。
しかし、会場のフードブースには、キムチを生産する多くの地元丹東や吉林省などの中国企業が多く出店して賑わいますよ。
今年は朝鮮企業のブースはあるのでしょうか?
画像出典 丹東グルメフェスティバル公式WeChatアカウント
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