
「中止」大同江ビール販売サービス
コリアツアーズがコロナ禍前まで提供していた美味い北朝鮮のビール「大同江(テドンガン)ビール」の販売サービスは、コロナ禍以降、中止しております。
大同江ビールの日本への持ち込みは、禁止されています。
持ち込み、販売規制が特に強化されたのは、ヤフーオークション(事件当時はヤフオク!)やメルカリで転売した人物が逮捕されるなどしたためです。
事件を受けて各運営会社は、自主規制しているとみられます。
今年、コメ価格の高騰が続き、放出された政府備蓄米や、6月に発売されたニンテンドースイッチ2での各社による転売防止策に近いものがあるのかもしれません。
日本への輸入や販売は禁じられている大同江ビールですが、中国では、アルコール飲料として正規輸入されています。
中朝国境の丹東では、北朝鮮レストランだけなく、土産物店、ローカル商店でも買うことができます。
中国版の楽天市場的なECモール「淘宝網」なら中国全土へ大同江ビールを届けてくれます。
現在、私たちはオンラインでの購入をお勧めしています。
大同江ビールを中国のホテルへお届け(お客さま向け)
販売サービスは中止していますが、コリアツアーズの北朝鮮ツアー(未再開)や、丹東や鴨緑江を巡る旅など中国でのツアーなど、弊社の旅行サービスを利用されたお客さま向けに、大同江ビールを滞在ホテルへお届けする購入代行サービスをご提供いたします。
購入は、1箱6本(500mlX6本)単位となります。
購入できる大同江ビールの種類は、黒丸2号や金丸1号ビールがあります。
滞在タイミングによっては、黒丸2号の缶ビールもあるかもしれません。
送料込みの購入価格と手配サービス料金を含めた総額をご提示し、承諾いただければ、日本円で日本の口座へお振込みください。または、PayPay(ペイペイ)でも承れます。
まとめますと、
・コリアツアーズの旅行サービス利用者さま限定
・大同江ビールを中国国内の宿泊ホテルへお届け(1箱6本単位以上)
・日本円、またはPayPayでのお支払いOK
たとえば、
丹東・水豊ダムを巡る中朝国境の旅へご参加。丹東や大連などの宿泊先ホテルへ大同江ビールをお届けします。
という感じになります。
ぜひ、美味しい北朝鮮の大同江ビールをご賞味ください。
大同江ビールは、日本へ持ち帰られず、必ず中国で消費してからご帰国ください。
空き瓶もあらぬ疑いを受けますのでお気をつけください。

“熱きビール”大同江ビールとは?
釈迦に説法かと思いますが、最後に改めて大同江ビールの魅力について少しご紹介します。
大同江ビールは、2000年代前半に閉鎖した英国のビール醸造会社の設備を丸ごと買い取り、平壌へ移設し、醸造を始めています。
「人民においしいビールを飲ませたい」という当時の最高指導者の熱い思いが込められているとされる“熱きビール”です。
各国のビール会社へ担当者を派遣したり、世界中の名産とされるビールを取り寄せて研究に研究を重ねたそうです。
今や北朝鮮を代表するビールで、日本人だけじゃなくて、アメリカ人や欧州人、英国人が飲んでも「うまい」とビール好きを唸らせるビールブランドへと成長しています。
特に英国人からの評価が高いのは、英国ビールを源流としているためで、英国に多いエールビールだから英国人と相性が良いのだと考えられます。
大同江ビールの特徴としては、副原料に米が使用されていることにあります。
通常、ビールとは、麦芽とホップ、水の3つだけを使ったものが王道とされます。
生産開始当初は、外国産の麦芽やホップを使っていましたが、近年では、国産の麦芽やホップでの生産に完全移行したようです。
ちなみに、中国へ輸出される大同江ビールの種類は、主に2種類ですが、北朝鮮での大同江ビールは、1号から8号まで8種類あります。
平壌のビアホールやレストランでは黒ビールも含めて、生ビールで大同江ビールを味わうことができちゃいます。
中には、朝薬(朝鮮生薬)入りなんて健康を意識したユニークな大同江ビールもあるそうですよ。
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