2019年朝鮮への持ち込みNG品とOK品 2013年以降に大幅緩和

北朝鮮へ持ち込めないもの2019

朝鮮へ持ち込めるものは近年大幅に緩和

 訪朝されるお客さまからもっともいただくご質問に、持ち込み禁止(NG)のもの。または、持ち込めるものがあります。2019年最新の持ち込みNG品とOK品についてご紹介します。朝鮮は観光面の開放が進んでいるため10年前に訪朝された人からすると「えっ?ウソ!」というくらい持ち込めるものは緩和されています。

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持ち込みNG品・注意品

 まずは、持ち込みができないものNG品からご紹介します。

・朝鮮を批判する書籍、雑誌類
 政治関連全般と認識ください。
・韓国に関する書籍、雑誌
 今はOKな物が多いのですが、もめるリスクを考えたら避けたほうが無難です。
・GPS付きデジタルカメラ、一眼レフカメラ、ビデオカメラ
 機種表面に「GPS」と印字があると預かり対象となる可能性があります。
・ラジオ
・双眼鏡
 オペラグラスはOKですが、もめるリスクがあるので持ち込もないほうがいいでしょう。
・アダルト関連
 書籍、雑誌、写真、動画などなど。パソコンやスマホ内に保存しているものもご注意ください。
・150mm以上の望遠レンズ
 光学50倍ズームのコンデジなどは問題ございません。
・偽物の指導者バッチ
 丹東などでお土産として売られているものです。没収対象です。
・朝鮮紙幣や硬貨
 同じく丹東などで購入できるものです。例え本物であっても、没収されます。
・ドローン
・一脚
 下記で紹介しますが、三脚は問題ないですが、一脚は問題になる恐れがあります。
・『旅の指さし会話帳42 北朝鮮(朝鮮語)』

 非常に有名な本ですが、指導者をイラストで描いている点が朝鮮で問題視されております。本書も見つかると没収対象です。

まとめると、2019年、朝鮮の担当者は、所持品に本や雑誌があるかとカメラやビデオにGPSが搭載されているかをよく聞いてきます。ご注意ください。

北朝鮮へ持ち込めるもの 

持ち込みOK品

 続いては、持ち込みが認められるものについてご紹介します。

・パソコン
・スマートフォン・携帯電話
・タブレット端末
 これらは2013年までは預かり対象だったのが解禁されて持ち込みできるようになっています。ただし、検査時に起動を求められる恐れがあるので、ドキュメントフォルダーの中身などは整理しておくことをお勧めします。
・コンパクトデジタルカメラ
・ビデオカメラ
・一眼レフカメラ
・三脚
・自撮り棒
・一般書籍・雑誌
・酒類
・菓子
・タバコ
・常備薬
・水
・即席麺など軽食、食料

 衣類などの制限はありません。朝鮮や朝鮮の指導者を揶揄するようなデザインなどは自重ください。

 アイフォーンも含めてスマートフォンは、そのまま持ち込めるので、カメラとして撮影に使ったり、スマホに保存している動画や写真、音楽などを現地ガイドとのコミュニケーションに使ってより旅を盛り上げてくださいね。

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清津から鏡城まで現役SL乗車体験 羅先ツアー特別オプション

北朝鮮SL乗車ツアー(イメージ)
イメージ(真岡鉄道のSLもおか号)

現存する朝鮮SL乗車オプション

 羅先観光を楽しみながら現役で動くSL(蒸気機関車)へ乗車しませんか?

 朝鮮には朝鮮鉄道株式会社(朝鉄)時代に製造された車両を含めレトロな鉄道車両が現存しています。SLはすでに客車としての現役は終えていますが、しっかりと整備保存されており、乗車希望すれば整備をして乗車することができます。

 乗車範囲は、清津から鏡城までの片道40分を往復します(どのSL車両を使うや清津青年駅からなど現役の駅を利用するかなどは現時点では未確定です)。

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<選べるオプション>あなたは乗り鉄派?それとも撮り鉄派?


Steam Locomotive in North Korea

 現存するSLは4両あります。

・乗車(乗り鉄向け)
 入国希望日の60日前申し込み
・撮影のみ(撮り鉄向け)
 入国希望日の45日前申し込み

 整備の関係で要するお時間です。オプション料金は、それぞれ1台あたりとなります。そのため、ご参加人数が多ければ多いほどお1人あたりの追加料金は安くなります。

参加人数が多ければお得になるSL乗車OP。朝鮮からロシアへ出国で鉄道三昧ツアー


 SLへの乗車は撮影は、羅先ツアーのオプションとなります。

 現在、羅先ツアーは2泊3日と3泊4日の2コースがあります。ロシアへの国際列車運行日に合わせてロシアへ出国してみてはいかがでしょうか?
 
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