【速報】日本人向け北朝鮮旅行 予想に反して大幅に前倒しで再開か?
ついに動き出した朝鮮との往来
国際列車や高麗航空が単発ではありますが、平壌との運行が再開されています。
また、コロナ禍で朝鮮へ帰国できずにいた朝鮮人たちの帰国、入国が再開したと公式発表されています。
朝鮮との往来がいよいよ動き出したわけです。
ここで、ついに観光目的での渡航についても新しい情報が入ってきています。
まだ、公式なものではございませんので、公開できる段階になったら改めて発表します。
観光目的での北朝鮮ツアーは、中国人から再開されると、コリアツアーズでは、平壌や中国に駐在する朝鮮人関係者らとの話から予想していました。
しかし、当初の予想に反し、中国人以外の外国人には、嬉しい誤算となりそうです。日本人向けの観光目的での訪朝再開が大幅に早まる可能性がございます。
詳細情報を確認しつつ、北朝鮮旅行再開後の大きなハードルになりそうな、日本人向けの中国ビザの情報もコリアツアーズでは並行して集収しています。
コリアツアーズは、朝鮮への確実な入国と出国を手配するのが手配サービスの幹です。
加えて、今、朝鮮以上に不安を持つ人も少なくない経由地である中国での安全な滞在、移動についても、中国大連の旅行会社だからこそ得られるしっかりとした最新情報、注意点をご提供することでサポートしてまいります。
続報をどうぞお待ちください。
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北朝鮮旅行したら中国でも平壌冷麺 東京でも冷麺にビャンビャン麺?
冷麺好きに人気の瀋陽平壌館の営業を確認
日本の冷麺好きのお客さまに人気がある中国瀋陽のコリアンタウンにある「平壌館」へコリアツアーズ代表が行ってきました。
元気に営業していることを確認しています。
「北朝鮮旅行へ行ったらぜひ平壌冷麺を」と先日の記事でもお伝えしたのですが、朝鮮食堂、いわゆる北朝鮮レストランのメニューには、必ずと言っていいほど平壌冷麺や店によっては、咸興冷麺など冷麺があります。
咸興冷麺は、盛岡冷麺のモデルになっと言われるものです。ですが、現在の盛岡冷麺とは、まったく違う魚介類の肉を使った冷麺となります。
北朝鮮ツアーへ行くなら、朝鮮で冷麺を楽しむのはもちろん、帰路の丹東や瀋陽、北京などの朝鮮食堂で、シメに冷麺の食べ比べを楽しむのもお勧めです。
さて、先月訪日した中国朝鮮族のお客さまが、冷麺を食べたいと希望したので、東京蒲田へ冷麺を食べに行きました。
日本にも朝鮮の冷麺とは少し違うけど、美味しい冷麺がさくさんあります。
特に中国東北(東北3省)人は、まるで日本人のように麺好きが多くいます。このお客さまは、朝鮮羅先へ出張や平壌を旅行した時にもよく麺類を食べていたそうです。
漢字が書けないビャンビャン麺?
このお客さまとは、東京在住の朝鮮族の間で人気がある高田馬場の西安料理店で「ビャンビャン麺」も楽しんでいます。
ビャンビャンとは、現代の省略した中国の簡体字でも、なんと58画もある難解な漢字を重ねた食べ物の呼称です。
店内は、高田馬場という場所柄もあり、中国人を中心に、東南アジアの人たちと思われる多国籍なお客さんらで賑わっています。
他にも東京最大のコリアンタウン新大久保のモダン韓国料理店の食事も楽しんでいます。
創作海鮮料理が人気メニューのこのお店は、平日にも関わらず、若い日本人と思われる女性を中心に入店待ちしていました。
訪日した朝鮮族のお客さまは、多国籍で多種多少な民族の料理が楽しめる東京、しかも、どれも美味しいことに大いに驚いていました。
皆さま、お勧めの朝鮮、韓国、中国の料理などありますか?
ぜひ、フェイスブックやツイッターなどSNSでシェアくださいませ。
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北朝鮮ツアー6万5千円? 7月出発を謳っている可能性があり注意を
うその北朝鮮ツアー募集に注意
先日お伝えした「北朝鮮旅行へ行ける?」の続報です。
中国のSNS上で飛び交うツアー募集についてご紹介しました。
「大連から4泊5日、国際列車利用での朝鮮ツアー大人1人約6万5000円」
控えめに言って虚偽、うその募集です。
7月10日現在でも中国人向けの朝鮮観光は再開されていません(新義州や羅先などエリア限定の旅も含めて)。
このツアー情報は、WeChat(ウィーチャット・微信)で友人限定に表示されているものです。
そのため、ウィーチャット上を検索してもヒットしません。
多くの日本人の皆さまは、この情報に接することはないと思われますが、念のためのご注意ください。
前回の記事の後、中国人のお客さまに確認したら、実際にツアー費用を振り込んだ…という人がいるそうです。
当然ながらツアーは実施されておりません。
さて、振り込んでしまった旅費はどうなったのでしょうか。
おそらく、返金されていないでしょう。
北朝鮮旅行で危険なのは中国?
これらのツアー情報の発信者から私たちには、「朝鮮ツアーへ行ける。旅費を振り込んでください」なんて誘いはまったくありません。
相手も私たちが、朝鮮観光を手続きできる代理店資格を持っている旅行会社だと知っているからでしょう。
まだ調べていませんが、7月も同じように、たとえば、“7月12日出発ツアー”などを謳った朝鮮ツアー募集を出していると思われます。
日本人の皆さまは、振り込んだりはしないと思いますが、どうぞご注意ください。
こう考えると「北朝鮮旅行での危険」は、朝鮮ではなく、中国人や中国企業なのではないかと思ってしまいますね。
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「北朝鮮旅行へ行ける」 中国SNS上で飛び交う北朝鮮ツアー情報
WeChatの友だち限定で発信される「北朝鮮旅行・ツアー情報」
「7月から北朝鮮ツアー再開する」という情報が出回っているようでコリアツアーズへお問い合わせをちょうだいしています。
また、日本の一部大手メディアでも報じたそうですが、私たちが27日時点で確認しているのは、「中朝国境が完全開放、平壌への観光が再開するとの情報はない」ということです。
実は、中国のWeChat(ウィーチャット・微信)には、このような朝鮮ツアー情報が飛び交っています。
このフライヤー(?)は、公開情報ではなく、LINEで例えると友だち限定で公開されているものです。友だちになっている人のみ口コミ的に流されています。
これらの情報を見て、「北朝鮮旅行再開か?」と思い込んでいる人もいるのかなと推察しております。
実施されない北朝鮮ツアーを発信する目的は?
もちろん、6月14日も21日も朝鮮ツアーは実施されていません。28日も実施されることはないでしょう。
具体的な旅費やホテルまで明記していますが、内容を多少変更して同じようなツアー募集告知を繰り返し出し続けているようです。
「何の目的で?」と思いますか。私たちもわかりません…。
把握しているのは、発信者は、旅行会社の関係者やまったく無関係な個人だったりします。
確認すると、旅行会社ではありますが、日本人はもちろん、中国人であっても朝鮮旅行の手配ができない代理店ではない旅行会社だったりします。
おそらく、旅行会社や個人もツアー参加者を募集して手配資格がある代理店へ丸ごと委託して手数料を取ったりしているのではないでしょうか。
あるいは、見込み客のリスト集め、再開後へのつなぎ、営業していることのアピールなどの目的もあるかもしれません。
未実施ツアーを告知してもペナルティなしの中国
このようなツアー情報がSNS上で出回る背景には、中国は、国境封鎖や疾病、自然災害などやむを得ない事情であれば、例え実施されないツアー情報を告知しても処罰されないという法制度にも一因があるかもしれません。
これがツアー費用などを徴収して返金しないなど詐欺的なトラブルに発展すれば、営業停止や罰金などのペナルティを受ける可能性はあります。
新義州や羅先などエリア限定での観光再開という話はちらほら出ています。
しかし、いずれも中国人限定での話です。先に中国人、その後、その他の外国人へという流れは変わらないように思われます。
北朝鮮ツアー再開情報は、手配資格を持つ旅行代理店からの情報を参考にされるようにお願いします。
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時価の海鮮でツアー代超えも 北朝鮮旅行での食事はいくらかかるの?
入国後は朝昼晩3食ツアー費用に含まれる
「ツアーでの食事代っていくらくらいかかるの?」この質問もよくちょうだいします。
結論から書くと、朝鮮入国後は全食ツアー料金に含まれています。
たとえば、丹東(遼寧省)から国際列車で平壌へ入り、復路は空路で平壌から瀋陽(遼寧省)へ3泊4日という北朝鮮ツアーだったとします。
以下は新型コロナウイルスまん延前の旅行情報での紹介です。
国際列車は午前10時発、集合は丹東駅に8時となります。
丹東前泊を推奨していますので、出発当日はホテルの朝食、または丹東での外食(ファストフードやラーメン、お粥などお店は豊富です)。国際列車出発後、昼食は朝鮮最初の駅である新義州駅の出発直後になります。昼食は、お弁当を持ち込むか、食堂車での食事となります。この昼食はツアー費用に含まれておりません。
平壌駅へ到着するのは、午後7時頃となり、平壌駅で担当ガイドと合流し、そのまま宿泊ホテルへ向かいます。
多くの人が、チェックイン後、荷物を置いたら、先にホテルで夕食をとってからガイドからツアーの説明を受けます(初日の夕食からツアー代金に食事が含まれています)。
2日目、3日目は、ホテルで朝食(洋食、お粥などご飯もあり)、昼食、夕食は観光の間に指定のレストランで食べます(大同江ビールや朝鮮焼酎、コーヒーなど飲料は別料金)。
最終日4日目は、ホテルで朝食をとり、そのままホテルをチェックアウトして平壌市内を観光しながら平壌順安国際空港へ向かい出国し、午前お昼近くの高麗航空で瀋陽へ飛び立っていきます。
というわけで、北朝鮮旅行中の多くの食事は、ツアー費用に含まれています。
食事の追加オプションでの注意点
食事は有料オプションとして追加して楽しむこともできます。
リピート訪朝者に多いのですが、夕食はビザを食べたい、中国風の火鍋を食べたい、和食を食べたい、カフェやバーに行きたいなど希望することができます。
注意点はツアーに含まれる夕食などと差し替え(捨てて)行くことになります(カフェやバーの場合はケースバイケース。要事前確認)。
しかも、同行ガイドや運転手の分も負担する必要があるので、オプション費用は、ツアー参加人数×3人以上となります。
そのため、参加されるお客さまにお願いしているのは、必ず最初にオプション費用を確認してください。
中国人のお客さまのケースですが、オプションで海鮮料理を希望して、追加費用を確認せずに注文していたら時価でツアー代を超える費用を請求されたケースがあります(現金の持ち合わせがなく支払いが修羅場だったようです)。
なので、オプション料金の事前チェックはマストでどうぞお忘れなきように。
これらはカラオケ(KTV)やハマグリのガソリン焼き、玉流館などと同じような追加オプション扱いとなります。
ツアーレストランでの冷麺追加のお勧め
コリアツアーズのお勧めは、ツアーの食事で追加注文することです。
ほぼすべての昼食、夕食のレストランで平壌冷麺が有料で追加できます。他にも北朝鮮の有名な食べ物として朝鮮風お好み焼きピンデトッや日本でもおなじみのスンデも韓国とは違った風味で楽しめますよ(メニューあり店も)。
ツアーに含まれているレストランのため、ガイドの負担がないこともあり、安く追加することができます。お勧めです。
標準の料理だけだと「ちょっと物足りないな」「小腹減ったなー」と思ったら冷麺やトウモロコシから作られる温麺などを追加で頼んでみるのはいかがでしょうか。北朝鮮旅行がより楽しめること間違いなしです。
ここでの追加時にも、メニューがあればよく確認し、費用の事前チェックは、お忘れなくお願いします。
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中国人 日本旅行解禁 インバウンド中国人観光客はどんな人たち?
中国人向け北朝鮮ツアー日本人より先に再開か
コリアツアーズの母体である大連の旅行会社では、2月上旬から中国人のお客さまの海外渡航が復活しています。
昨日も日本のイベント観覧のため20人ほどで訪日しています。
日本から見るとインバウンドということになりますが、実は、まだ中国では日本向けの団体旅行は再開されておりません(韓国や米国も)。
現在、中国の旅行会社が、中国人観光客に手配できるのは「個人ビザ」となり、個人ビザを取得した人を同じ日程で案内するグループ旅行を実施しています。
個人ビザを取得するためには、年収証明書を提出する必要があります。
そのため、現在、日本へ観光で訪れることができるのは、かなり限られた中国人ということになっています。
まだまだ訪日する中国人観光客は、コロナ禍前と比較すると少ないということになります。
これら比較的に生活に余裕がある中国人たちが、北朝鮮旅行もします。
現時点では、中国人向けの朝鮮ツアーも再開されておりませんが、過去の事例から考えると、中国人が一番最初に朝鮮観光が解禁されると思われます。
その後に韓国人を除く外国人もツアー再開という流れになると予想されます。
コリアツアーズは、先行で朝鮮を訪れるであろう中国人旅行客の情報をしっかりと収集し、朝鮮側とも綿密なコミュニケーションを取り、日本人旅行客へフィードバックすることで、より安心確実な朝鮮入出国、中国滞在を実現できるように生かしていきます。
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「日本から北朝鮮へ行く方法」出発国や手段 過去には意外な国からも
中国とロシアから空路と陸路(停止前)
こちらもよくご質問ちょうだいする「日本から北朝鮮に行く方法」についてです。
2020年1月末、朝鮮入国が停止される直前の状況からお伝えます。
朝鮮へ行く方法は、空路と陸路となります。出発(経由)国は中国とロシアです。
空路は、中国の北京、瀋陽(遼寧省)の高麗航空定期便。上海のほぼ定期便状態だった高麗航空チャーター便。ロシアのウラジオストクからの高麗航空定期便となります。
陸路は、中国の丹東(遼寧省)からの国際列車。琿春(吉林省)からの乗用車での入国が中国人を除く外国人が利用できる朝鮮へ行く方法でした。
中国人に限定すれば、新義州への日帰り観光なども実施されていたので行く手段は少し増えます。
中国以外からチャーター便が飛んでいたことも
実は、過去には中国、ロシア以外の国から行くこともできた時代があります。
いずれも夏季限定などのチャーター便でしたが、マカオ(正式には中華人民共和国マカオ特別行政区)、マレーシア(クアラルンプール)、タイ(バンコク)などがあります。
これらは1回限りのチャーター便ではなく、2、3か月とか定期運行されていました。
高麗航空の機体仕様の関係でバンコクから直接平壌ではなく、瀋陽などを経由していたようですが、実質的に直行便として扱われてました。
そもそも北朝鮮旅行でのチャーター便とは?
チャーター便とは、チャーターする依頼主(主に旅行会社)がいれば飛ぶので、中国国内でも大連(遼寧省)や延吉(吉林省)、成都(四川省)などからも飛んだことがあります。
特にコリアツアーズがある大連からは、毎年のようにチャーター便が運行されていました。
過去、中国発のチャーター便を依頼してきたのは、主に中国人や台湾人でした。
目的は依頼主が関係する旅行会社の顧客のための臨時便なので、座席が余れば、他の中国国内の旅行会社にも販売、提供されます。
そのため、チャーター便が飛ぶ国の旅行会社は、優先的に購入することができることが多くあります。
もし、タイでチャーター便が運行されるなら、地元タイの旅行会社が有利になるでしょう。
ツアー再開後しばらく出発地は中国のみか
さて、「日本から北朝鮮に行く方法」の本題へ戻りますと、日本から経由地の中国やロシアなどまで行き、そこから空路や陸路で朝鮮へ行くということになります。
2022年2月からのロシアによるウクライナ侵攻など現在の国際社会の情勢から、北朝鮮ツアーが再開されてもロシア発は不確実であり、日本からロシアへ行くハードルも上がることが予想されます。
元々ウラジオストク便は、定期便にもかかわらず、運休が多く旅行会社泣かせの航路だったりします。
というわけで、北朝鮮観光再開後もしばらくは、中国発が主な移動手段となりそうな状況です。
しかし、現在の国際情勢が変われば、再びタイやマレーシアなどからのチャーター便復活も期待できるかもしれません。
朝鮮とマレーシア、2017年に関係が悪化しましたが、現在は、知らぬ間に元に戻りつつあるようです。
日本からタイやマレーシアは、格安航空会社(LCC)も多く飛んでおり、航空券代も安くなることが多いので、日本発ならタイやマレーシアからのチャーター便の利用価値は高そうですね。
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「北朝鮮旅行 注意」北朝鮮を訪れると入国が面倒になる国がある!?
訪朝再開後に変更の可能性もあり
よくご質問をいただく北朝鮮旅行での注意についてです。
まだ、朝鮮観光は再開されていません。そのため、この情報は、新型コロナウイルスまん延防止で中断される前のもの(朝鮮観光の情報)と世界情勢(日本やその他の諸国の現状)に基づくものです。
朝鮮観光再開後には変更される可能性があります。
北朝鮮へ旅行すると米国ESTAが利用できない
大きな注意としては、日本人が北朝鮮へ入国すると米国のビザ免除プログラム(ESTA)が適応外となります。
つまり、日本国籍者であれば、米国入国前にESTAを取得しておけば、米国へビザなしで入国、滞在が認められているのですが、できなくなり、ビザを取得しなければならなくなります。
多くの人がB-1かB-2ビザに該当すると思われますが、米国大使館や領事館へ面接へ出向く必要があり、お住いの地域によっては費用も時間もかかることになります。
この政策は、トランプ前政権で始まったものなので、バイデン政権では解除、緩和されると予想されてました。
しかし、現時点でも解除されておらず、現政権下での解除は厳しいと思われます。
公式回答「正規の米国ビザを取得してください」
皆さまご存じの通り、観光目的で朝鮮へ入出国した場合、入出国スタンプはパスポートには押されません。パスポート上は、スタンプはなく、中国出国と入国スタンプのみが残ることになります。
パスポートをまじまじと観察すれば、空白期間があるのでわかるのですが、通常の入国審査では、そこまで世界的に信用度が高い日本のパスポートの査証ページを凝視しないでしょう。
実際に、コリアツアーズが聞いた話では、訪朝歴がある日本人が米ESTAが無効になることを知らずに渡米して問題なく入出国した人もいるようです。
しかし、特定される確率が低いとしても、米国入国時に訪朝歴が確認されて入国拒否となると、おそらく、アメリカ合衆国が存在する限り一生涯入国拒否となるリスクがあります。
よって、私たち旅行会社の公式回答としては、「正規の米国ビザを取得してください」というのが回答となります。
というわけで、SNS上でよく流れている「北朝鮮に行くとアメリカに行けない」は正しくない情報となります。
パスポートに渡航歴が記録される?
最後に都市伝説的に言われているパスポートの仕様についてもお伝えします。
インターネット上には、パスポート所持者の渡航履歴やルートがパスポートに記録されているという噂(うわさ)があります。
現在、主要国のパスポートには、ICチップが内蔵されており、そこに保存されているというものです。
このICチップは、ROM(ロム)であって、RAM(ラム)ではないため、ICチップには、パスポート所持者の名前、生年月日、パスポート番号、国籍、発行国、国よっては目の色、指紋などの個人情報が保存されているだけとなります。
読み込みのみで、書き込みはできないので、少なくても内蔵ICチップへ渡航履歴やルートは記録できないことになります。
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北朝鮮グッズNG3種類 ビール・化粧品・たばこ 持ち込み要注意品
中国に戻ってきた北朝鮮製品
まだ、中朝国境の全面開放や旅行再開の話は聞こえてこない状況ではありますが、中朝貿易は徐々に新型コロナウイルス前に戻りつつあります。朝鮮製品が中国へ入ってくるようになっています。
今回、コリアツアーズが入手したのは、朝鮮で製造された化粧品セットです。
大連の朝鮮貿易を行っている会社から購入したものです。
同じセットは、中国最大のECサイト淘宝網(タオバオ)でも販売されています。
現在、中国在住者であれば、誰でもどこでも買うことができます。
コロナ禍での在庫切れで販売店が減っていた大同江ビールも増えてきたようです。
しかし、中国も物価高の影響で全体的に価格は上がっています…。
化粧品や大同江ビールは日本へ持ち込まないように
コリアツアーズが手配させてもらったお客さまには事前のブリーフィング等でお伝えしているのが、朝鮮製品は日本へ持ち帰らないことです。
特に厳しいのが、工業製品です。
ビールを含むアルコールや飲料、化粧品、たばこなどです。
労働新聞や雑誌、切手など紙媒体、紙製品は、ハンドキャリーでの持ち込みは禁止されていますが、個人輸入であれば1部ずつに限り認められます(経済産業省へ確認済み)。
ただし、お届け先のご住所が把握されるので、気になる方は、こちらもやめたほうが良いでしょう。
このような日本と中国の最新情報は、常に収集に努め、手配するお客さまへフィードバックさせてもらっております。
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