北朝鮮旅行再開の年となるか(今度こそ)!? 新年の祝辞

北朝鮮カレンダー2025・三池淵の風景
北朝鮮カレンダー2025・三池淵の風景

経由のハードルだった日本人向け中国ビザ免除に

 1月も早くも半月ほど過ぎようとしていますが、明けましておめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願いします。

 現時点でも中朝国境は正常化しておりません。観光目的での北朝鮮旅行は停止された状態は継続中です。

 ですが、非観光目的の出張・ビジネスや友好親善目的での訪朝は少しずつではありますが増えてきております。

 昨年以降は、出張で平壌を往来した中国人のお客さまからお話なども聞いて情報収集しています。

 お客さまへお伝えできることがあれば、メルマガやSNSで発信していこうと思います。

 また、昨年11月30日から日本人向けの中国ビザ免除が再開しています。

 これまで訪朝への大きなハードルとなっていた経由地である中国ビザが免除されたことにより、渡航障害の1つが下がったのではないでしょうか。

北朝鮮カレンダー2025・芸術作品
北朝鮮カレンダー2025・芸術作品

正規日本語ガイドが安全に丹東・水豊ダムへご案内

 大連コリアツアーズでは、2025年に再開されるであろう北朝鮮観光をコロナ禍前と同様に国際列車で楽しんでいただくことを考えています(乗車券の確保に全力を尽くします)。

 往路、または、復路を平壌から丹東への国際列車で陸路で国境を越える鉄道旅をぜひご体験ください。

 北朝鮮旅行の前後の丹東では、単独では行くことが難しい水豊ダム、国境エリアなど警戒厳しいスポットも丹東唯一の正規(国家資格)日本語ガイドがご案内しています。

 北朝鮮ツアーと合わせて丹東でも安全に非日常的な旅をエンジョイください。

北朝鮮カレンダー2025年1月・プラスチック製の吊り具
北朝鮮カレンダー2025年1月・プラスチック製の吊り具

戻ってきたコロナ禍のカレンダー

 新年の年始状代わりに2025年カレンダー1月をお届けします。

 吊り具やスパイラルリングもプラスチックとコロナ禍前によく見かけたデザインの北朝鮮カレンダーも中国で見かけるようになっています。

 残念ながら旅費全体は値上がりすると思われますが、中朝国境が正常化して北朝鮮旅行が再開されることが発表されましたら、「新」北朝鮮旅行の旅費や諸経費などを確認し、公開したいと考えております。

 本年も実りある年となりますように祈願しております。

ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

北朝鮮ツアー2024の前に ガイド付き丹東観光で感動の旅体験を

竣工時には東洋一の規模を誇り現在も現役の水豊ダム
竣工時には東洋一の規模を誇り現在も現役の水豊ダム

北朝鮮の国章にも描かれる水豊ダム

 近い内に北朝鮮ツアー2024を旅行代理店としてお伝えできる…と、楽しみにしています。

 コロナ禍を経て、残念ながら、外国人にとって中国も旅行しづらい国となっています。

 外国人観光客も多く訪れていた中朝国境の丹東は、中国最大の北朝鮮貿易の都市、陸路で国境を接するボーダーエリアということもあり、特に厳しくなっています。

 現在、丹東の観光地でも、外国人旅行者とみられる人を見かけることは、少なくなっています(中国人観光客で賑わっています)。

 そんな旅が厳しくなった丹東で、特別な感動体験をしてみませんか?

 戦前、間組と西松組が築き、竣工時には、東洋一と呼ばれた巨大ダムがありました。

 1944年(昭和19)に完成した「水豊ダム」です。
 
 建設には、当時、日本統治時代の朝鮮人、満州国安東(丹東)の満人たちも多く建設に関わっています。

 「ました」と過去形で書きましたが、現在も現役で稼働する発電用ダムです。

 多くの朝鮮人たちも関わったからでしょうか、水豊ダムは、現在の朝鮮民主主義人民共和国の国章にも描かれているので、見たことがある人も多いかと思います。

 そんな水豊ダムは、丹東駅から鴨緑江を上流に北東約80キロ・メートルのところにあります。

中国のダムは軍管理地扱い!?

 

北朝鮮側の斜面にある「金日成・金正日主義万歳」の文字
北朝鮮側の斜面にある「金日成・金正日主義万歳」の文字

 鴨緑江をせき止めた水豊ダムのダム湖は、琵琶湖の半分ほどもある巨大な人工湖です。

 このダム湖では、かつて金正日(キム・ジョンイル)総書記と料理人の藤本健二氏がジェットスキーで競争して遊んだことでも知られています。

 ダム周辺には、中朝両岸とも大きな建物がないため、ダムがより大きく感じる圧巻の光景が広がります。

 北朝鮮側には、「金日成(キム・イルソン)・金正日主義万歳」の巨大な文字が並び確認することができます。

 日本と、現在の北朝鮮、中国の3か国と非常に歴史的な関わりが深いダム、それが水豊ダムなのです。

 なぜ、現在、水豊ダムを訪れることが特別な感動体験なのか?というと、ガイドなしでは行くのが難しいからです。

 ガイドなしで水豊ダムへ行くのが難しくなったのは、正しくは、コロナ禍直前からなのですが、その理由は、そもそも中国のダムは、日本や主要国のように観光地ではないためです。

 特にダムなどの発電施設は、空港や駅、港湾などと同じく、国家重要施設として、軍管理地に近い扱いになっています。

 中国の法律通りに解釈すると、ダムを写真や動画撮影をすると、拘束されても文句は言えない…となるわけです。

 そんな場所なので、追加費用がかかりますが、ぜひガイドをつけることを強く推奨しています。

貴重な旅体験をビザ・ガイドセットのツアーで

 大連や上海、深センなど国際空港がある主要都市だけの訪問であれば、最大144時間(6日間)滞在できるトランジットビザ免除が便利です。

 トランジットビザ免除を利用するためには、帰路を韓国など第3国経由での旅程を組んでもらう必要があります。

 ただし、トランジットビザ免除では、大連から丹東や瀋陽など同じ遼寧省内の移動もできないため、丹東へは行けません(中国観光庁確認済み)。

 そのため、丹東へ行くのであれば、アライバルビザ(大連イン・アウト)や通常の観光ビザ(L)などを取得して訪れることになります。

 往復の航空券はご自身で購入してもらい、希望日程を伝えてもらえれば、アライバルビザ(または通常のビザ)と、大連や丹東のホテル、大連-丹東の高速鉄道の切符、ガイド手配などでツアーとして提案させてもらいます。

 ホテルは、ご自身で予約されても問題ありません。中国の旅行会社が母体であるコリアツアーズでは、おそらく、Agodaや楽天トラベルなどよりも安く予約できると思いますので、お気軽にご相談ください。

 水豊ダムだけではなく、丹東市内、丹東駅から15キロ・メートルほど南の新鴨緑江大橋(丹東新区)、水豊ダムの少し手前にある「もう1つ断橋」と呼ばれる河口断橋(河口村)なども一緒に旅をされてはどうでしょうか?

 訪れる外国人が少ない今、貴重な旅体験となること間違いなしです。

 大連コリアツアーズは、中国入国、移動、滞在を常に最新の情報をもって強力にサポートします。

 河口断橋については、改めて2024年の最新情報をご紹介します。

 大連イン・アウトのアライバルビザについてはこちらをご覧ください。

ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。