中国の旅行会社には3種類のライセンスが存在 日本人の朝鮮ツアー手配ができるのは?

中国の旅行会社には3種類のライセンスが存在 日本人の朝鮮ツアー手配ができるのは?

朝鮮ツアーの旅行会社選びの基準は千差万別

 先日、中国の旅行会社へ訪朝手配を依頼するのは心配!?で中国の旅行会社へ朝鮮ツアーを依頼するいい点について触れた記事の補足です。

 外国人観光客に対して少しつづ開放されつつある朝鮮観光、ツアーですが、手配代理店を選ぶのはお客さんであり、選ぶ基準も皆さんバラバラだと思います。

 ある方は、日本にある会社だから安心。またある方は、何度もお願いしている会社だから頼みやすい。またある方は、価格を比べて選んだという方もいるかと思います。

 今回は、もし中国の旅行会社へ訪朝手配するなら知っておくとより安心して旅ができるという情報をお伝えします。旅行会社選びの参考にしてもらえれば嬉しいです。

中国の旅行会社には3種類のライセンスが存在。日本国籍者の朝鮮ツアー手配するには1種免許が必要

 中国の旅行会社には、大きく分けて3種類のライセンスが存在します。それぞれ1種、2種、3種という名称で呼ばれています。

 1種は、中国人、外国人の中国国内外のツアー企画、実施などができる免許となります。もちろん、航空券や高速鉄道のチケット販売や国内外のホテルの手配など旅行業全般の業務ができます。2種は、中国人の中国内外のツアーの企画、実施。外国人には航空券や高速鉄道などのチケット販売やホテルの手配のみができる免許となります。3種は、中国人対象で国内旅行のみが手配できる免許です。

 原則、外国人を第三国である朝鮮へのツアー手配をするためには1種の旅行業ライセンスを持っていることが必要となります。中には無免許で旅行会社を名乗って外国人を集客している会社も存在するのでご注意ください。

 ご自身の安全のためにも手配依頼をするときに「旅行ライセンスは何種を持っているのか?」を事前確認されてもいいかもしれません。
 

中国の滞在や移動が少し安心になり万が一に備え中国の観光省の保証対象である旅行会社選びが大切

 冒頭の中国の旅行会社へ依頼するメリットの1つになりますが、中国国内での移動や滞在中に万が一発生したトラブル時に中国国家遊旅局(観光省の相当)からしっかりと保証や支援、情報を受けることができる対象となります(日本と比べると安いですが)。1種以外の免許の旅行会社だと保証、支援の対象外となる可能性があります。

 日本から北京首都国際空や瀋陽桃仙国際空港からの同日乗り継ぎ、乗り換え等で中国に数時間しか滞在しないのであればリスクは低いと言えますが、訪朝後に中国に滞在して北京や瀋陽、大連、丹東などを観光されるのであれば中国国内での旅の安全も重要になってきます。旅客機や高速鉄道、バスの遅延や事故も旅行保険の対象となります(繰り返しですが保証金額は大きくはないので精神的な安心材料程度でお考えください)。

安全な旅をするために中国の旅行会社へ手配依頼をするなら1種免許を持っているかを要確認

 
 つまり、中国の会社へ訪朝ツアーや中国国内ツアーの手配を依頼するならその旅行会社が1種免許を持っているのかの確認が大切です。

・日本国籍者を朝鮮旅行への手配をするなら1種免許を持つ旅行会社である必要がある。
・中には無免許で集客する会社も存在する。
・1種免許の旅行会社だと中国滞在時で万が一のときに中国の観光省からのサポートや支援が受けられる。

 万が一などあまり最悪の事態は考えたくはないものですが、旅の安全は大切です。そのあたりもしっかりと考えて計画されることをお勧めします。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

中国の旅行会社へ訪朝手配を依頼するのは心配!?

中国の旅行会社へ訪朝手配を依頼するのは心配!?

コリアツアーズの公式サイトは日本のサーバーを利用

 訪朝はぜひしたい。だけど、ツアー手続きを中国の旅行会社へ依頼するのはちょっと心配…と思っている方もいるかと思います。

 私たち朝鮮旅行は、中国の大連にある企業なので当然ながら中国の法律に基づき企業活動をしております。皆さまに安心してもらえる材料になるか分からないのですが、私たちコリアツアーズのホームページについてご紹介します。

 今、ご覧になられているコリアツアーズのサイト情報は日本のサーバーに置かれています。メールサーバーも日本のサーバーです。私たちからの一部返信は中国のメールサーバーからの返信もございますが、サイト本体の情報は日本で管理しております。

中国国内向けのサイトはICPを取得しデータベースは中国のサーバーへ置く義務がスタート

 中国では、中国国内向けの情報やサービスを提供するサイトは、ICPという認証を受ける必要があります。中国の国内サイトの一番下を見ると例えば、京ICP証070***号とあれば、このICP番号は、北京で認可されたものという表示となります。中国ではこのICP取得と顧客情報を保存するときには情報漏えいや悪用を防ぐ目的で中国のサーバーへ保存することが義務付けられた新しいルールがすでに始まっています。

 中国のICPや保存サーバーの新ルールについての詳細はここでは割愛します。日本語でこちらに詳しく紹介されておりますので興味がある方はご覧ください。

参考サイト ICP Licenseが必須になった中国向けビジネス 

 朝鮮旅行は、在日朝鮮・韓国籍、中国籍以外の主に日本国籍者やその他外国籍のお客さまの訪朝手配や旅行手配をする会社であり、公式サイトはユーザー登録機能(データベース)を持っていないため日本のサーバーで運営することができます。

 情報漏えいが…と心配される方は少しは安心してもらえるのではないでしょうか?

 また、セキュリティ面で脆弱な無料ブログや無料の問い合わせフォームではなく、セキュリティ面に強い有料サーバーと問い合わせフォームを使っております。

中国企業である朝鮮旅行へは中国の観光庁から最新の朝鮮半島情報や中国国内の安全情報が随時入る

 中国の旅行会社であるコリアツアーズの強みについては別の記事でも紹介させてもらいましたが、もう1つ強調させてください。

 この数年、訪朝する外国人の9割以上は中国人と言われます。つまり、中国国家旅遊局(観光庁に相当)は中国人が安全に朝鮮を旅行できないと判断したら訪朝停止を各旅行会社、代理店へ通達を出すことになります。訪朝人数が多い分、入ってくる情報も多いため、どこの国よりも早く中国の旅行会社へ伝えられることになろうかと思います。

 私たちも中国で外国人ツアーを手配することができる1級ライセンスを持つ旅行会社として迅速に情報を得て動くことができます。皆さまにとって最大の関心事である安全についての情報についていち早く入ってくることがコリアツアーズの強みと言えます。

 当然ながら、大連や丹東、瀋陽など中国国内での安全情報についてもいち早く入るので、即お伝し、行動することができます。

 このような情報を頭の片隅入れていただき訪朝手配を依頼する代理店、旅行会社選びの基準にされてもいいかもしれません。

 トップ写真は中朝をイメージした中国国内で撮影した朝鮮風料理店です。

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