北朝鮮旅行再開!? 観光目的はNG継続だけど親善訪朝ならOKに

平壌市内での運動会
平壌市内での運動会

観光入国はできないは継続中

 「北朝鮮旅行へ参加したいです」というお問い合わせが増えています。

 観光で行ける前提でのお問い合わせに、私たちスタッフもやや困惑しています。

 不確かな報道の影響だと推測しておりますが、3月26日現在、観光目的の中国経由での北朝鮮旅行は再開しておりません。

 ただし、まったく渡航できないわけではございません。

 視察や商談など出張、友好親善目的での渡航なら昨年8月から一部緩和、今年2月からは大幅に緩和されて往来できるようになっています。

 残念ながら、出張目的での渡航は、多くの日本人は該当しないと思われます。

 では、友好親善目的はを少し説明します。

友好親善目的での手配条件とは?

 友好親善を目的とした北朝鮮訪問であれば、2月以降、日本人でも中国経由での往来が許可される可能性が高い状態になっています。

 手配条件としては、朝鮮側から招聘状(インビテーション)を取得することです。

 インビテーションを取得されましたら、私たちが朝鮮大使館や領事館へ確認し、合わせて中国当局へも問い合わせて、高麗航空への搭乗できるかを確認させてもらいます。
 
 なお、丹東からの国際列車の旅客運行は、まだ再開されていません。

中国の無免許会社の情報は…

 多くのお問い合わせをちょうだいする羅先特別市への訪問ですが、平壌同様に観光での訪問は許可されておりません。視察など出張を目的としたビジネスビザを取得すれば、外国人でも許可されていました(3月6日から入国中断中)。

 報道のソースとなっている主催の外資企業は、中国での旅行業の免許を持たない会社(任意団体?)のため、中国の旅行業界ではつながりもなく、コメントすることはございません。

 私たち大連コリアツアーズがお伝えできるのは、該当2社は中国の旅行業者ではないので、わからないということだけです。

 ちなみに、中国の旅行業者は、主に1種、2種という2つの種別に分かれています。外資企業は、旅行業の免許が取得できないので、無免許となります(無免許でも航空券の販売やホテルの予約代行などはできます)。

 日本の旅行業法上での6つの種別である第1種旅行業、第2種旅行業…と同じようなものとイメージください。

 興味がある方は、(お客さまが教えてくれた)募集しているという「平壌マラソン参加ツアー」や「北朝鮮ツアー」へ、ぜひ申し込んでみてください。

 どうやって「北朝鮮旅行」をしているのか、私たちも非常に興味があります。もしかすると、私たちも知らない摩訶不思議な手段で訪朝できるのかも、しれませんね?

ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

北朝鮮旅行再開の年となるか(今度こそ)!? 新年の祝辞

北朝鮮カレンダー2025・三池淵の風景
北朝鮮カレンダー2025・三池淵の風景

経由のハードルだった日本人向け中国ビザ免除に

 1月も早くも半月ほど過ぎようとしていますが、明けましておめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願いします。

 現時点でも中朝国境は正常化しておりません。観光目的での北朝鮮旅行は停止された状態は継続中です。

 ですが、非観光目的の出張・ビジネスや友好親善目的での訪朝は少しずつではありますが増えてきております。

 昨年以降は、出張で平壌を往来した中国人のお客さまからお話なども聞いて情報収集しています。

 お客さまへお伝えできることがあれば、メルマガやSNSで発信していこうと思います。

 また、昨年11月30日から日本人向けの中国ビザ免除が再開しています。

 これまで訪朝への大きなハードルとなっていた経由地である中国ビザが免除されたことにより、渡航障害の1つが下がったのではないでしょうか。

北朝鮮カレンダー2025・芸術作品
北朝鮮カレンダー2025・芸術作品

正規日本語ガイドが安全に丹東・水豊ダムへご案内

 大連コリアツアーズでは、2025年に再開されるであろう北朝鮮観光をコロナ禍前と同様に国際列車で楽しんでいただくことを考えています(乗車券の確保に全力を尽くします)。

 往路、または、復路を平壌から丹東への国際列車で陸路で国境を越える鉄道旅をぜひご体験ください。

 北朝鮮旅行の前後の丹東では、単独では行くことが難しい水豊ダム、国境エリアなど警戒厳しいスポットも丹東唯一の正規(国家資格)日本語ガイドがご案内しています。

 北朝鮮ツアーと合わせて丹東でも安全に非日常的な旅をエンジョイください。

北朝鮮カレンダー2025年1月・プラスチック製の吊り具
北朝鮮カレンダー2025年1月・プラスチック製の吊り具

戻ってきたコロナ禍のカレンダー

 新年の年始状代わりに2025年カレンダー1月をお届けします。

 吊り具やスパイラルリングもプラスチックとコロナ禍前によく見かけたデザインの北朝鮮カレンダーも中国で見かけるようになっています。

 残念ながら旅費全体は値上がりすると思われますが、中朝国境が正常化して北朝鮮旅行が再開されることが発表されましたら、「新」北朝鮮旅行の旅費や諸経費などを確認し、公開したいと考えております。

 本年も実りある年となりますように祈願しております。

ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。