5年ぶりに復活するマスゲーム10月10日まで開催延長

北朝鮮観光の目玉マスゲーム

復活のマスゲーム早くも開催延長決定

 過去最高の外国人韓国客が訪朝するのではないかといわれる9月9日の朝鮮建国70周年まで目前なり、外国人観光客は主に中国を経由して平壌へ向かっています。外国人観光客だけではなく、中国政府要人やマスメディア関係者も多く9日に合わせて訪朝しています。

 9日に外国人に何が開放されるかは現時点でもコリアツアーズにも明らかにされていないもののメインとなるイベントは5年ぶりに復活するマスゲームになるでしょう。そのマスゲームが開催前にもかかわらず早くも延長が決定、発表されています。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。 

北朝鮮の首都平壌には近年大型プールがオープン

10月10日までマスゲーム延長。10月1週目は中国の建国記念連休で多くの中国人旅行客が訪朝

 9日から開催されるマスゲームは、「輝く祖国」をテーマに開催されます。当初は9月30日までの予定でしたが、10月10日(水)までの延長が発表されています。

 9月は日程が合わず訪朝できなかったという方はぜひ延長期間である10月にマスゲームを観覧しませんか?

 10月1日の週は中国の建国記念日である国慶節連休です。国慶節連休は中国最大の旅行シーズンの1つで国内大移動が起こります。2013年まで開催されていたアリラン祭りでも当初発表は9月中旬や月末だったのが、10月1週目まで延長されることがよくありました。その理由は中国人ツアー客が多く訪朝するからでしょう。

 今年も延長された10月上旬は中国人団体客が多いと思われますが、9月9日前後のような空路が予約できないような大混雑はないと思われます。この延長された10月上旬にマスゲームを観覧されてはいかがでしょうか? 

マスゲームの観覧料は100ユーロから800ユーロ

 今年、復活するマスゲームの観覧料は、すでにお伝えした通り、従来の4種類の席ではありますが、価格変更され、3等席100ユーロ、2等席300ユーロ、1等席500ユーロ、VIP席800ユーロとなっています。

 VIP席を比べると2013年までの300ユーロから3倍近くになっています。それだけ上演内容への自信の現れなのかもしれません。

 中止前と同じであれば席の配置は、メーデースタジアムの客席の奥(上)から、3等席、2等席、1等席、そして、中央の通路付近がVIP席となると思われます。どの席を選ぶか観覧者の選択となります。

 マスゲームの観覧については、通常の朝鮮旅行へオプションとして追加していただくようになります。9月9日前後の期間以降は特別料金等は発生しないと思われます。

 ツアーお申し込み時にマスゲーム観覧希望と希望のお席をお伝えください、観覧希望を朝鮮側へ伝えます。マスゲーム観覧料は、訪朝後の担当ガイドへお渡しください。ユーロへの両替は朝鮮でもそれほど変わらない為替レートで交換できますが、念のため朝鮮入国前に両替しておくことをお勧めします。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。 

9月16日からの大連チャーター便と上海便との掛け合わせでより訪朝をお得に

大連から北朝鮮ツアーへ行ける高麗航空チャーター便就航
大連市内

大連発午前10時50分平壌発午前9時30分AN148での旅

 9月16日(日)から運行される大連と平壌とを結ぶチャーター便の運行時間が発表されています。

 毎週日、木曜日の2週便
 JS822 大連発10時50分-平壌着13時00分
 JS821 平壌発09時30分-大連着09時50分

 
 使用機材アントノフ148(満席時ツポレフ204)


Antonov AN-148 / 158 promotion video

 アントノフ148は、62席のリージョナルジェットです。現在は瀋陽への定期便と上海へのチャーター便でも使われている機材となります。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。 

大連で日本のもう1つの近代史を感じてみませんか?

 朝鮮とともに発着地の大連でも観光を楽しんでみませんか?

 大連には居住日本人が約4800人(外務省平成30年要約版)、出張者など短期滞在者を含めると1万人ほどがおりますので、日本料理店が多く、日系のローソン、日本領事館の出張所などもあります。また朝鮮族も多くいるため韓国料理店も充実しています。

 大連は観光地が少ないと言われます。確かに瀋陽や北京のような世界遺産はありませんが、明治から昭和前半までの日本の近代史と密接にリンクしておりその名残を今でも街中で見つけることができます。


Dalian Official Promo Video 2015
大連公式動画です。英語ですが大連の雰囲気は伝わってくるのではないでしょうか。興味を持たれたら大連とググってみてください。日本との縁があり現在でも多く日本人が在住しているので様々な観光やローカル情報が出てきますよ。

コリアツアーズお勧めの組み合わせ

 詳細なツアーや旅費などは数日内に発表します。

1.大連チャーター便-大連チャーター便
 中国国内移動が少なく楽々で、また大連への航空券も往復割引も適応されるのでお得です。出発前後は大連泊が必要です(午後2時30分発の大韓航空に乗れば当日成田へ戻ることもできます)。

2.丹東からの国際列車-大連チャーター便
 これも大連イン、大連アウトで訪朝することができます。大連から丹東へは快速鉄道(新幹線)で最速2時間で行くことができます。出発前日は丹東泊、到着日も大連泊がお薦めです。

3.大連チャーター便-上海チャーター便
 大連発なら初日から午後、夕方とたっぷりと平壌観光が楽しめ、上海へのチャーター便は平壌発が午後7時50分のため最終日がまるまる1日平壌観光ができ実質的に平壌での滞在日数が延長となります。北京、瀋陽、大連便いずれも午前の早い時間の出発のため最終日は朝食後そのまま空港へなり最終日の滞在は実質的にないため上海便はお得です。

 到着する上海浦東空港周辺のホテルは日本ビジネスホテルよりも高くなっていますが、LCCピーチや春秋航空日本などを利用すれば宿泊せずに当日乗り換えもできます。ぜひ上手に活用して旅費を節約し、朝鮮滞在時間を最大限にしてください。
 
 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。 

大連-平壌のチャーター便が9月16日から日・木週2便で運航決定

北朝鮮旅行の選択肢が広がる大連から北朝鮮・平壌へのチャーター便

9月16日から週2便で大連からチャーター便

 大連と平壌を結ぶチャーター便が就航が発表されています。
 
 9月16日(日)から日、木曜日の週2便で運行される予定です。

 使用機材は、アントノフ148で、満席になった場合はツポレフ204へと変更されるとのことです。

 丹東からの国際列車、瀋陽、北京便、同じ日、木曜日で運行されている上海便との組み合わせも可能となり朝鮮への移動手段が増えることになります。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

日本と近代史をともにした大連や旅順への観光もお勧め

 現時点では、外国人観光客の入国は停止されています(羅先を除く)。入国再開は、9月5日からとなりますが、来月9日の朝鮮建国70周年と同9日から6年ぶりに復活するマスゲームを観覧する観光客が殺到することが予想されており、9月末まではすでに北京便が満席に近い状態になっています。その代替手段になればと考えております。

 大連-平壌へのチャーター便の運行スケジュールが発表されましたら大連発着のツアー企画も募集します。

 訪朝前や訪朝後に満鉄の香りが残る大連や日清、日露戦争の激戦地で今の大連よりも先に発展した歴史ある旅順などもぜひ訪れてみてください。日本の初代首相である伊藤博文を暗殺した安重根が収監され最期を迎えた地も旅順だったりと満州国、朝鮮との深い縁もあります。

 大連、旅順には日本と近代史ともにした時代があり日本の近代史そのものを知ることができる都市です。

 大連に滞在されたらついでに大同江ビールも味わってみてください。

大連発上海戻りで朝鮮滞在を最長にして存分に満喫

 大連から平壌へのチャーター便はこれが最初ではありません。

 過去にも夏季限定や中国の大型連休に合わせて高麗航空のチャーター便が飛んでいます。大連から平壌は直線距離で約360キロメートルなので、東京から名古屋、仙台手前くらいの距離となります。そのためリージョナルジェットのアントノフ148で離陸して40分ほどで到着とあっという間の空の旅となります。


Tupolev Tu 204 takeoff at Pyongyang Sunan International Airport

 9月は訪朝者が急増すると予想されておりますが、北京発着便の増便は発表されていおらず搭乗できない人が数多く出ている状態のため、大連や中国の各都市から平壌へのチャーター便がすでに申請されています。大連のチャーター便認可をきっかけに申請中の他の都市からのチャーター便も認可されるかもしれません。また、新しい情報が入りましたらお伝えします。

 コリアツアーズお勧めツアー組み合わせは、木曜日の大連発、日曜日に上海戻りです。上海便は平壌発が午後8時ごろと遅く最終日を有効に使え実質プラス1日とお得です。

 上海着は深夜ですが、日本へは深夜のLCCピーチや早朝の春秋航空日本で上海で宿泊することなく帰国することができます。お気軽にご質問ください。お調べします。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。 

まずツアー情報を<コリアツアーズ公式サイトの上手な活用のオススメ>

まずツアー情報で北朝鮮旅行を比較<コリアツアーズ公式サイトの上手な活用のオススメ>

パソコン(タブレット)とスマホでのツアー情報の表示場所

 朝鮮旅行(コリアツアーズ)のホームページをご覧くださりまことに有り難うございます。貴重なご縁に感謝しております。

 コリアツアーズのサイトへ初めてアクセスされた方はぜひまず初めにツアー情報をご覧くださることをお勧めします。

 現時点で開催している朝鮮ツアーやツアー関連情報に絞って掲載しております。

北朝鮮旅行ならコリアツアーズ
 パソコン(タブレット)の場合は、中上段まで画面をスクロール→右側のカテゴリー→ツアー情報

北朝鮮旅行を適正価格で手配する朝鮮旅行
 スマートフォンの場合は、画面一番下まで一気にスクロール→カテゴリー→ツアー情報

 初めて訪朝される方は、初めてお1人でも朝鮮を満喫できる8つのモデル日程、コース2018年A~Hをご用意しております。合わせてご覧ください。

朝鮮旅行(コリアツアーズ)のサイトからはどんな情報が得られるか?

 弊社サイトでは、最新のツアー情報、入国や現地での注意点などをツアー情報として随時発信しております。

 「こんな場所へ行けるのか?」というご質問や「〇〇は持ち込めるのか?」、「△△の仕事をしているが入国許可が下りるのか?」などの不明点があれば日本語でお気軽にお問い合わせフォームからお問い合わせください。原則2営業日以内に返信させてもらいます。3営業日以上、返信がないときはお手数ですが再送ください(中国側の通信回線事情で未着の可能性があります)。

 「この会社は大丈夫なのか?」と思われたら、コリアツアーズの会社案内をご覧ください。

 その他にもお客さまの声やよくあるご質問、観光地紹介も徐々にコンテンツを充実させていく予定です。

コリアツアーズ3大特徴

 朝鮮旅行(コリアツアーズ)の特徴は、

1.お問い合わせから旅終わりご帰国までオールで日本語対応
 本社スタッフの他に日本スタッフも適時フォローアップしております。

2.旅費は日本円で日本の銀行口座に対応
 メガバンクの銀行口座をご用意しております。 

3.中国の旅行会社なので中国トラブルや国内移動に強い
 朝鮮への経由地情報や訪朝後の中国観光などの豊富な情報を持っております。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

【FAQ追加】朝鮮ツアーお申込み・入国審査に必要な3つの書類について

【FAQ追加】北朝鮮ツアーお申込み・入国審査に必要な3つの書類について

【重要】お申込みと入国審査に書類と画像2種類の合計3点必要

 朝鮮旅行へお申し込み時に必要な書類、情報についてお客さまの時間が無駄にならないようにまとめさせてもらいます。

 朝鮮ツアーへお申込み手続き、入国審査に際しご提出が必要なものが3点ございます。

1.朝鮮渡航手続き申込書
2.パスポート顔写真ページ画像
3.お顔写真(肩から上)

 1の朝鮮渡航手続き申込書はご連絡後に弊社からワードファイルでお送ります。お名前や生年月日、ご住所、会社名、渡航中の連絡先など必要事項を記載ください。ご住所や会社名、会社の住所は英文も必要です。忘れずに記載ください。

 パスポートの顔写真のページやお顔写真はスマートフォンでの撮影で問題ございません。お顔の写真は、履歴書や免許の証明写真のように肩から上で撮影ください。そのため、1人で撮る自画撮りではなく、できるだけ別の方に撮影してもらうようにしてください。

 以上、3点の書類や画像をまとめて送付ください。お預かりした情報を朝鮮へ送り入国審査となります(ご提出後は1週間ほどで入国許可の有無が判断されます)。入国審査通過後に査証(ビザ)発行と続きます。
 
 ちなみに、ご提出のお顔写真は、朝鮮入国の青色の査証へ貼付される写真となります。別紙の査証は朝鮮出国時に回収されるためお手元には残りませんが思い出に残るものかと思います。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

書類送付はメール直接添付よりファイル転送サービス利用がお勧め

 中国の通信回線の問題で送ってもらう添付情報の容量が大きいと受信できないことがございます。そのため添付画像は1000ピクセルくらいにリサイズ(サイズ変更)いただけると助かります。また、お預かりする情報は、いずれも大切な個人情報となりますので、メールへ直接添付ではなく、ファイル転送サービス(オンラインストレージ)を使っていただくことをお勧めしています。

 ファイル転送サービスで有名なのは、「ギガファイル便」や「おくりん坊」などとなります。

 ギガファイル便の使い方は下記の動画を参考にしてください。これらはお客さまの情報を守るセキュリティ面だけではなく中国でも安全に受け取るためにお勧めしております。ご協力くだされば幸いです。

スマホ画像はリサイズしてくれると“コリアツアーズ感激”

 もし画像のサイズ変更(リサイズ)が分からない方は下記の動画を参考にしてみてください。または「リサイズ 方法」でググってみてください。

 リサイズはWindowsやMacの標準ソフトのみでもできます。多くのスマホも標準ソフトだけでリサイズできます。アルバム等をご確認ください。画像編集機能が付属していると思われます。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

日本人旅行者へ開放された朝鮮・新義州旅行記(お客さまの声より)

開放された北朝鮮・新義州旅行記(お客さまの声より)

よく見る光景とは反対に対岸が丹東。未体験地の新義州の魅力

 今回は特別掲載で新義州を訪問したお客さまの体験記をご紹介します。旅行者は50代の男性です。

 下記の本文はいただいた原文のママです。掲載写真もお客さまから提供写真いただいた写真です。ぜひ平壌と一緒に中朝国境の新義州も訪れてみませんか?

平壌からガイドと一緒に国内列車で新義州へ。観光地や食べ物、新義州の雰囲気は?

 最近解放された新義州訪問についてすこし旅行記風に詳しく書いて送ります。

 新義州には平壌を訪れた後に行きました。大雑把に行程を記すと下記の通りです。

平壌-(鉄道)-東林-(送迎車)-新義州-(鉄道)-丹東

 まず、平壌でガイドの一人と運転手さんと別れ、ガイドさん一人と列車にて東林に向かいました。北京・丹東方面の国際列車の国内利用です。昼食は列車食堂車にて食べました。これはあらかじめガイドさんにリクエストしておきました。日本では定期列車の食堂車はなくなったため懐かしい体験となりました。田植えの光景を見つつ、寝台車なので横になりつつ、14時30分ごろ東林の駅に着きました。

東林ホテル
東林ホテル

 東林の駅に着くと新義州の旅行社のガイドさんと合流して、東林のホテルへ行きました。このホテルは近くの山の登山にも使われており(往復1日コース)まず最初に山に登るかどうかを聞かれました。もとより私は登山はする予定はありませんでした。少し休憩ののちに、近くの滝に散策に行きました。ここは戦前から避暑に訪れる人が多く、日本人の書いた石碑も残っていました。楓が多くて秋は紅葉が良いのではと思いました。

東林ホテル近くの景勝地
東林ホテル近くの景勝地

 このホテルを利用する人は中国人が殆どで、ホテル内では人民元(貨幣も可)が使え、飲み物等も中国国内価格に準拠した価格で販売してました。夕食後には中国の団体さんのためにかショーが行われ、日本でいうところの温泉ホテルのノリで楽しませていただきました。

新義州の市街地
新義州の市街地

 翌日は半日強の新義州観光です。ホテルを専用車で出発したあと、2、3時間かけて新義州まで移動しました。田植えの行なわれている山もある田園地帯を車はのんびりと進んでいきます。平壌とは違った雰囲気に興味津々です。ただところどころで工事をしている場所があり、車が揺れる場合があるので車酔いに弱い人は気をつけた方が良いかもしれないです。そして、新義州に近づくに連れ検問所が多くなり国境の町に近づいているのだなあと痛感しました。

新義州の化粧品工場
新義州の化粧品工場

 新義州最初の訪問地は郊外にある化粧品工場です。ここでは高級化粧品などを取り扱っており、最終工程の箱詰めを見ることができます。また、付属の販売所では見学者を対象に化粧品の直売をしています。

 少し走って新義州の町中に入ってきました。ここは町の開発を行っており、平壌と似たような新しいビルが沢山立っていました。新義州では町中の公園、歴史博物館、産業博物館、絵画ポスター作成の芸術工芸社(?)などを見てきました。順序や詳細は少し思い違いがあるかもしれないです。

新義州名物のシャコ
新義州名物のシャコ

 昼食ですが、朝鮮最後の食事には地元の名産ザリガニをリクエストしました。200元では2人(平壌のガイドさんも含む)は多いので交渉のすえ100元分にしてもらいました。でザリガニと思ったら、日本でいうところの蝦蛄でした。生で老酒の少し入ったつけだれに入っており8匹程入っておりました。中国の人が好みそうな料理でした。平壌から同行してくれたガイドさん曰く4、5人でもこの量で充分だと言っていました(※コリアツアーズ補足 シャコ(蝦蛄)は対岸の丹東を含む中国の遼寧省でも好んで食べられる高級食材です)。

断橋(左)と中朝友誼橋(右)。中央の建物は旧安東神社跡地
断橋(左)と中朝友誼橋(右)。中央の建物は旧安東神社跡地

 昼食後は朝鮮側から鴨緑江断橋の見える公園?に行きました。丹東から鴨緑江断橋に向かって朝鮮側を見ると良く見えるる手摺のあるところです。ここは日帰り往復で船に乗ったツアー(中国人専用)の人のみが上陸できる場所でしたが、新義州訪問解放に伴い観光目的の日本人も訪れることができるようになりました。ここでは写真撮影可能ということで、記念写真を撮りました。恐らくこの場所から鴨緑江断橋を見たことのある日本人は非常に少ないのではとガイドさんが言っていました。

本部幼稚園の発表会
本部幼稚園の発表会

 さて、新義州最後の訪問地は、朝鮮でもトップクラスの幼稚園訪問です。ここは特に技芸に優れた子供たちが揃っておりその練習風景と簡単な発表会を見てきました。中国の団体さん2~3組とともに見まして1時間ぐらいのプログラムです。よく練習されており朝鮮旅行最後のフィナーレとしていろいろな意味で楽しい思い出ができました。

新義州青年駅
新義州青年駅

 とうとう朝鮮最後の時が来ました。帰りも新義州から鉄道に乗って丹東に出国です。本来なら車で出国予定でしたが、中国税関の都合により車の出国が不可能になり、中国の団体さん(東林のホテルで泊まった人や幼稚園で発表会を見た人も含めて)と一緒に国際列車に乗ることになりました。そのため新義州駅ホームは混雑しており、出国対応で職員の方はてんてこ舞いでした。職員の方が腕に載せれるだけのパスポートを載せ、団体の方々に返却していく様はすごかったです。ここで平壌からのガイドさんと別れを惜しみました。でも、ホーム上で別れを惜しむことができる列車の旅っていいなあと思いました。

 列車は超満員で通路デッキも満員と言っても1区間数分の鉄道乗車なので良い思いでになりました。ですから、丹東の入国手続きもかなり時間がかかり、私の場合は1時間かかりました。

 丹東に着いた後次に乗る列車までに時間があったので、もう一度鴨緑江断橋の見えるところまで行き朝鮮側を眺めてきいました。先程は対岸のあの手摺の場所のところに居たんだなと思うと、少し懐かしくもありどことなく奇異な感じでもありました。地続きの国境を持たない日本人の感覚かもしれません。まあ人によって違うかと思いますが。

平壌とともに新義州も訪れて陸路の国境という日本では経験できない非日常的な光景をぜひ

 掲載ご承諾、有り難うございます。

 普段、ニュース等でも見慣れている中朝国境の鉄橋を反対のアングルから眺める。しかも、それが国境を越えた異国というのは確かに「少し懐かしくもありどことなく奇異な感じ」になるでしょうね。

 このお客さまは、その後、丹東から中国を北上し瀋陽、ハルピン、中ロ国境の街で貿易区として目覚ましい発展を見せる綏芬河からロシアへ入国しポグラニチニ、ウスリースク、ウラジオストクまでの国際列車を旅を楽しまれています。

 陸続きの国境を持たない日本人には陸路でのボーダー越えはワクワクする非日常的な体験ですね。ぜひ鉄道での3か国越境の旅をされてはいかがでしょうか?

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

ロシアへの国際列車でウラジオストクへ 朝レスやレトロ車両が魅力

北朝鮮からロシアへの国際列車での旅行

朝鮮からロシアへの国際列車に乗って日本からもっとも近い欧州ウラジオストクへの旅

 先日、確認ができた新しいツアーを近日中に発表します。丹東から国際列車で入国し平壌へ。平壌や開城を観光し、国内線の飛行機で羅先へ移動し、羅先観光。豆満江駅から国際列車でロシアへ出国するという中国からの国際列車とロシアへ国際列車に加えて国内線の飛行機にも乗って旅を楽しむという中朝ロ3か国ツアーです。どうぞご期待ください。

 さて、ロシアへの国際列車では、モスクワまで行くこともできます。しかし、約7日間という長旅です。そんなに有給は取れないという方も多いことでしょう。そこで、コリアツアーズお勧めは、日本海に面する港湾都市ウラジオストクへの旅です。ウラジオストクは平壌とを結ぶ定高麗航空の期路線があることでも知られるロシアの都市です。最近は、日本から2時間半で行けるもっとも近いヨーロッパなどとも呼ばれて人気が高まっています。
 

朝ロ国境のハサン駅で体験できる貴重な台車交換。線路幅の違いもぜひ直接見てみたい

 この春に羅先からウラジオストクまで鉄道乗車されたお客さまは、朝ロ国境のハサン駅へ到着後に行われる台車交換が興奮的だったと話しています。台車交換とは、路線規格(レールの幅)の異なる路線を走るために車両の車輪ごと交換する作業のことです。日本ではお目にかかることはありません。中国国内でも見ることができない光景です。

 朝鮮の線路幅は、標準軌。これは大連も含む中国も韓国と同じため中国と朝鮮(韓国へ行っても)では台車交換することなくそのまま移動することができます。ところが、ロシアでは広軌と呼ばれる標準軌より広い線路規格を採用しているためそのままでは走れず台車の交換が必要となるわけです。

 詳しくはググってもらえれば、より詳しい説明がありますので参考にされてみてください。標準軌は、日本では新幹線やJRの在来線との相互乗り入れがない一部私鉄や地下鉄などが採用していますが、日本の多くの在来線は、標準軌よりレール幅が狭い狭軌を採用しています。

 2013年秋にロシアの支援でハサンから羅津港までのレールを4線軌条という両方規格でも走れる線路に改良されています。そのため豆満江駅からハサン駅まではそのまま標準軌の台車で行くことができます。

人口60万人のウラジオストクに朝鮮レストランが6店展開。ウラジオストクはまさに朝鮮レストラン天国

 ウラジオストクからは成田国際空港への直行便の他にも韓国のLCCチェジュ航空が仁川国際空港への定期便運行を始めておりLCCを組み合わせればより安く行けそうです。

 ウラジオストクで観光の他にもぜひ行ってみて欲しいのが朝鮮レストランです。ウラジオストクだけで6店あるとされています。ウラジオストクが人口約60万人の規模だと考えるとウラジオストクは世界屈指の朝レス密集地、まさに朝レス天国です。中国の朝レスとの違いを楽しんでみてはどうでしょうか?


【ロシア】 ウラジオストクの路面電車 まとめ Trams of Vladivostok Russia Трамвайная Владивосток (2017.10)
 
 ウラジオストクは色鮮やかなカラフルな街として知られますが、こんなレトロな車両が多く走っておりそれも魅力の1つです。

トップ写真
ウラジオストクの駅ホーム
フリー素材ぱくたそ

 ウラジオストク駅は長い長いシベリア鉄道の始発駅であり終着駅でもあります。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

ロシアへの国際列車はどの駅まで乗れるのか?ロシアへ鉄道でGO

ロシアへの国際列車はどの駅まで乗れるのか?ロシアへ鉄道でGO

朝鮮からロシアへの国際列車関連のご質問をFAQへ追加

 国際鉄道へロシアへの中朝ロ3か国ボーダーツアーへおかげさまで多くのお問い合わせをちょうだいしております。ありがとうございます。

 ロシアへの国際列車の旅は始まったばかりということもありご不明な点も多いかと思います。そこでお客さまからちょうだいしたロシアへの国際列車関連のご質問をよくあるご質問(FAQ)へ掲載させてもらっております。
 
 今回は代表的なものをいつくかピックアップし、さらに羅先ツアーへの出発地関連のご質問も加えてご紹介します。

羅先ツアーロシア関連のご質問

・ロシアへの鉄道はどこの駅まで行けるのか?またチケットは自分で別途購入する必要があるのか?

 国際列車のチケットは弊社で手配できます。ロシアのいずれの駅でも降車できます。朝鮮の豆満江駅を出発しロシアのハサン駅、ウスリースク駅、ハバロフスク駅、さらにモスクワ駅まで乗り換えなしで行けます。ウラジオストク駅へは、ウスリースク駅からの乗り換えとなります。

・ロシアのビザはどうやって取得するの?
 
 日本人がロシアへ入国するためにはビザが必要です。近年、取得条件が緩和されたものの現時点ではアライバルビザではなく、ロシア大使館や領事館で取得する必要があります。中国にあるロシア大使館や領事館は中国人のみで外国人はロシアビザが取得できないため、日本で取得する必要があります。FIFAワールドカップロシア大会の影響もありググるとビザ取得情報が多く出てきます。

・乗車する国際列車はどんな車両か?食堂車はあるのか?
 
 ご乗車の国際列車は2段ベッドのロシア車両となります。運行スケジュール上では、ウスリースク駅まで食堂車はなく、現地時間の深夜11時ごろにウスリースク駅へ到着後に食堂車と連結します。車内販売や売店はありますが、食べるものは用意しておいたほうがいいでしょうね。

∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮
<朝鮮-ロシア国際列車の運行スケジュール>
平壌~モスクワ 毎月4日、18日 14時20分 豆満江駅発
豆満江~モスクワ 毎月8日、12日、24日、28日 14時20分 豆満江駅発
平壌~ハバロフスク 毎週20日 14時20分 豆満江駅発
∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮

 このスケジュールは今年の春に発表したものと同じです。残念ながら現時点では平壌からの国際列車は大人数のグループ旅行しか許可されずの状態ですが、豆満江駅からならお1人や少人数での旅行でもご乗車できます。ぜひ国際列車でロシアへの鉄道旅行をお楽しみください。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

北朝鮮・羅先ツアー中国関連のご質問

羅先ツアー中国関連のご質問

・どこでビザ(査証)を受け取るのか?

 ビザは中国延吉で担当者からお受け取りください。出発前日は中朝国境の琿春でのご宿泊がお勧めです。

・出発当日と朝鮮入国までの流れは?

 バスかタクシーで琿春圏河国境へ。イミグレーションで出国手続きの後、豆満江の橋を渡り、陸路で朝鮮元汀里へ。橋を渡ったところで現地ガイドがお待ちしていますので合流し入国手続へ。車で羅先へ移動するまでの時間を使いぜひガイドと訪問地や日程についての打ち合わせにお使いください。そうこうしているうちに羅先市内へ到着です。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

マスゲームが5年ぶりに復活 9月9日の朝鮮建国70周年を記念するイベント

マスゲームが5年ぶりに復活 9月9日の朝鮮建国70周年を記念するイベント

待望のマスゲームが帰ってくる。2018年9月9日から30日まで開催予定

 2018年9月、5年ぶりにマスゲームが待望の復活です。春先から英文サイトで持ち上がっていた話でしたが、正式発表はなく、6月19日についに9月9日の朝鮮建国70周年という記念する年を祝うために2013年9月以来となるマスゲームが開催が決定しています。

 現在、正式発表されているのは開催日程のみとなります。

 2018年9月9日(日)~9月30日(日)
 通常の訪朝費用に観覧料が必要となります。

 観覧料はまだ未決定ですが、100ユーロから300ユーロとなると朝鮮側から伝えられています。
 
 2013年までのマスゲームでは、80、100、150、300ユーロの4種類の席がありましたのでそれに近いものとなると思われます。300ユーロの席はVIP席となります。2013年までのマスゲームでのVIP席は、観客席の中央部分の緑色のテーブル席でした。

 上記、開催期間に訪朝される方は、マスゲーム観覧希望とお伝えください。観覧予約を入れます。席の種類が正式発表されましたら希望席も合わせてお伝えください。観覧料は現地払いとなります。ユーロへの両替は平壌の宿泊ホテルがお得です。

会場は15万人収容のメーデースタジアムで1時間半の上演時間となる可能性が高い

 開催日時以外は、未発表ですが、開催場所は、15万人を収容できるメーデースタジアムとなる可能性が高く、マスゲームのテーマ(演目)にも注目したいところですね。また、上演時間は、伝えられている観覧料から2013年までと同程度の1時間30分ほどになると思われます。

ギネス認定10万人の大マスゲームの迫力をぜひその目で。巨大スタジアムを大きな劇場にして演じられる空前絶後の大スケール

 2007年に世界最大規模のマスゲームとしてギネスブックにも認定された10万人規模のマスゲームは、朝鮮では大マスゲームとも呼ばれて、夏のイベントアリラン祭のメインイベントとして金日成主席の生誕90週年を記念して2002年から始められたものです。

 メーデースタジアムのフィールドと客席を一体化した大劇場で演じられる大マスゲームはその迫力に圧倒されます。


Arirang Festival 2013 Uncut Unedited (3D Full HD @ 1080p)

 大きな1つの物語となっているマスゲームは、展開するストーリーによって次々と場面が切り替わっていきます。ぜひその動き、変化、緊迫感、歴史、感動を楽しんでください。

 マスゲームはかつて中国も行われていました。しかし、現在の中国ではここまで大規模かつ緻密で繊細な大マスゲームはできないでしょう。ギネス認定された世界最大にして唯一のマスゲームをぜひご体験ください。

 近日中に9月9日の朝鮮建国70週年ツアーを募集します。マスゲーム初日の9日を観覧する予定です。

 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

LCCで日本各地から安く行けて便利な上海発着のツアーコースを追加

LCCで日本各地から安く行けて便利な上海発着のツアーコースを追加

上海便コースを新設し8コースまとめて価格比較できるように

 2018年5月31日から運行が再開される上海浦東-平壌便の離発着コースを朝鮮ツアー2018年へ追加しています。

 3泊4日ツアーをGコース、4泊5日ツアーをHコースとして新設させてもらっています。

 2018年朝鮮ツアー8コースと料金比較一覧 さらに豊富なオプションでより充実したトラベルにより引用。

Gコース:上海⇔平壌往復飛行機(3泊4日)毎週木曜日出発

モデル日程
1日目(木) 上海浦東発23時50分の高麗航空JS158、02時50分平壌着。高麗ホテルへ移動。平壌宿。

2日目(金) 午前ホテルにて休憩。昼食後、平壌市内観光。万寿台大記念碑、千里馬銅像、凱旋門、金日成広場、人民大学習堂、光復百貨店、平壌地下鉄、平壌駅、学生少年宮殿など。平壌宿。朝昼夕3食。

3日目(土) 開城・板門店観光(約168キロ、2時間半)。開城の世界遺産群、王建王陵、善竹橋、南大門、高麗博物館(旧成均館)、停戦条約調印場、板門店、コンクリ-ト障壁など。平壌宿。朝昼夕3食。

4日目(日) 平壌市内観光。万景台、主体思想塔、建党記念碑、祖国解放戦争勝利記念館、土産物店や商店など。平壌発19時50分の高麗航空JS157、22時50分上海浦東へ。朝昼2食。

ツアー料金
1人   200,000円
2~5人  171,000円
6~9人  151,000円
10人以上 (お問い合わせください)

【内訳】ビザ代金7,000円・往復航空運賃55,000円・10人以上35,000円。3泊分のホテル(1室2人利用)、バス、食事、現地ガイド、入場料(ツアー料金に含まれます)。シングル利用の方は+21,000円(3泊分)。

 上海~平壌間は2018年5月31日以降、毎週日曜日と木曜日の週2便運行しています。日本から中国までの往復交通費と中国国内の移動費は別途必要となります。

1)瀋陽着に変更時は片道-10,000円、北京便への変更は同額。

Hコース:上海⇔平壌往復飛行機(4泊5日)毎週日曜日出発

モデル日程
1日目(日) 上海浦東発23時50分の高麗航空JS158、02時50分平壌着。高麗ホテルへ移動。平壌宿。

2日目(月) 午前ホテルにて休憩。昼食後、平壌市内観光。万寿台大記念碑、千里馬銅像、凱旋門、金日成広場、人民大学習堂、光復百貨店、平壌地下鉄、平壌駅、学生少年宮殿など。平壌宿。朝昼夕3食。

3日目(火) 開城・板門店観光(約168キロ、2時間半)。開城の世界遺産群、王建王陵、善竹橋、南大門、高麗博物館(旧成均館)、停戦条約調印場、板門店、コンクリ-ト障壁など。平壌宿。朝昼夕3食。

4日目(水) 妙香山・南浦観光。妙香山、普賢寺、国際親善展覧館、南浦西海閘門、協同農場、台城湖など。平壌宿。朝昼夕3食。

5日目(木) 平壌市内観光。万景台、主体思想塔、建党記念碑、祖国解放戦争勝利記念館、土産物店や商店など。平壌発19時50分の高麗航空JS157、22時50分上海浦東へ。朝昼2食。

ツアー料金
1人   231,000円
2~5人  194,000円
6~9人  170,000円
10人以上 (お問い合わせください)

【内訳】ビザ代金7,000円・往復航空運賃55,000円・10人以上35,000円。4泊分のホテル(1室2人利用)、バス、食事、現地ガイド、入場料(ツアー料金に含まれます)。シングル利用の方は+28,000円(4泊分)。

 上海~平壌間は2018年5月31日以降、毎週日曜日と木曜日の週2便運行しています。日本から中国までの往復交通費と中国国内の移動費は別途必要となります。

1)瀋陽着に変更時は片道-10,000円、北京便への変更は同額。

平壌発上海は夜8時なので平壌最終日をまる1日有効活用。さらに行きを瀋陽や北京からに変更すれば初日も平壌観光ができ朝鮮滞在時間が最大限に

 上海コースの魅力は、週2便と少ないものの深夜発の深夜着のため上海で宿泊不要な同日乗り換えができることです。またさらに高麗航空での旅を少しでも楽しみたい方も注目です。使用機材はリージョナルジェットの「アントノフ148」を使用して飛行時間は2時間(行きの上海-平壌は偏西風の影響で2時間20分くらいになると思われます)と中朝便では最長時間となり、瀋陽や北京便よりも長く高麗航空に乗ることができます。

 今回の上海-平壌往復コースを利用した場合、初日は深夜着なので実質なくなってしまうことになります。限りある朝鮮での滞在時間を上手に増やすために行きは瀋陽からの空路や差額なしで便数も多く便利な北京からの空路で入国する組み合わせもお勧めです。そうすると、初日の午後からから平壌観光することができ、上海へ戻りは夜発のため最終日も終日平壌を満喫することができます。実質プラス1日となります。ぜひご検討ください。

LCCピーチや春秋航空を使ってお得に上海へ。上海での乗り換え待ち時間で上海観光へリニアでGO

 「上海浦東国際空港」の利点は、日本からのフライトが多いことと、さらにLCCも飛んでおり全体的に航空券代が安いことです。ピーチや春秋航空が日本と上海を結んでいます。ピーチは、羽田と関西の両空港。春秋航空は、羽田、茨城、札幌、中部、関西、高松、佐賀と地方空港からの便もあり航空券と時間を節約できます。

 LCCは発着時間が早朝が深夜が多いので前泊する必要があったりはありますが、多くのフライトスケジュールを見ると上海で宿泊せずに移動することができます。

✈ Pudong International Airport (PVG) | Shanghai
世界を代表する巨大ハブ空港に成長した上海浦東国際空港

 ホテル代が高い上海に宿泊せずに済みますが、乗り継ぎ時間の関係で半日ほど上海に滞在する時間があるようであれば、空港に荷物を預けて上海市内の観光へ出かけてみてはいかがでしょうか?

 上海浦東国際空港から中心部まではバスとタクシーが主な移動手段だったのですが、近年、地下鉄が空港へ乗り入れて格段に便利になっています。

 また世界初の商用リニアモーターカーとして知られる「上海トランスラピッド」も運行されています。上海トランスラピッドへ乗るならぜひ最高時速430kmの高速運転される時間帯に乗ると面白い体験ができると思います。最高速度430km運転の時間帯なら約30kmを7分で到着という短めの旅ですが、終着駅の竜陽路駅からは地下鉄へ乗り換えて中心部へ向かうことができます。

Shanghai Maglev @ 431km/h (268mph) // World’s fastest train!
 
 ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。