大連だけならトランジットビザ免除 国内移動・丹東はアライバルビザ

地元丹東では正式開通に期待が高まる新鴨緑江大橋
地元丹東では正式開通に期待が高まる新鴨緑江大橋

中国ダブルビザが必要な北朝鮮旅行2024

 北朝鮮旅行2024で、観光再開が決まりましたら、2024年の新ツアー費用や注意事項、写真撮影のルールなども各旅行代理店へ伝えられる予定です。

 発表されましたら、コリアツアーズで確認して、この公式サイトや各SNS等でお伝えする予定です。

 北朝鮮旅行が再開されましたら、中国ビザは往復で2回の入出国が必要となります。

 そのため、4月1日から発給が始まった大連アライバルビザでは入出国1回限りのシングルビザなので行けません。

 北朝鮮ツアー再開後、私たちは、入出国2回のダブルビザを通常申請で手配する予定で準備しています。

 中国の旅行会社なので、ビザ手配も迅速に、できる限り、皆さまの負担を減らせるように考えています。

大連のアライバルビザ1万2500円/人(2人申請時)

 大連や上海など国際空港がある1都市だけのご訪問であれば、トランジットビザ免除(最大144時間=6日間)が便利なのでお勧めです。

 大連と瀋陽など省内移動でも複数の都市を移動されたり、丹東などトランジットビザ免除ビザでは行けないエリアへ旅行したい場合は、4月1日から始まった大連アライバルビザがお勧めです。


上河口駅付近。ガイド同伴なら鴨緑江を北上して水豊ダムも観光できる

 おかげさまで、手配人数が増え、私たちも大連のイミグレーション側も慣れてきましたので、アライバルビザの手配価格を公開させていただきます。
 
1.大連アライバルビザ手配料金
 10,000円/人(申請人数2人~9人)
 4,000円/人(申請人数10人以上)

2.ビザ国際輸送費
 5,000円(一律)

 例、2人申請の場合
 合計12,500円/人

 10人でのグループ旅行申請の場合
 合計4,500円/人

 2人で申請した場合は1人あたり2500円。10人での申請なら1人あたり500円となります。 

 10人以上を団体・グループ旅行と定義しています。

 アライバルビザ発給の条件や期限。申請に必要な提出情報・書類などは、こちらをご覧ください。

ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。

北朝鮮ツアー2024の前に ガイド付き丹東観光で感動の旅体験を

竣工時には東洋一の規模を誇り現在も現役の水豊ダム
竣工時には東洋一の規模を誇り現在も現役の水豊ダム

北朝鮮の国章にも描かれる水豊ダム

 近い内に北朝鮮ツアー2024を旅行代理店としてお伝えできる…と、楽しみにしています。

 コロナ禍を経て、残念ながら、外国人にとって中国も旅行しづらい国となっています。

 外国人観光客も多く訪れていた中朝国境の丹東は、中国最大の北朝鮮貿易の都市、陸路で国境を接するボーダーエリアということもあり、特に厳しくなっています。

 現在、丹東の観光地でも、外国人旅行者とみられる人を見かけることは、少なくなっています(中国人観光客で賑わっています)。

 そんな旅が厳しくなった丹東で、特別な感動体験をしてみませんか?

 戦前、間組と西松組が築き、竣工時には、東洋一と呼ばれた巨大ダムがありました。

 1944年(昭和19)に完成した「水豊ダム」です。
 
 建設には、当時、日本統治時代の朝鮮人、満州国安東(丹東)の満人たちも多く建設に関わっています。

 「ました」と過去形で書きましたが、現在も現役で稼働する発電用ダムです。

 多くの朝鮮人たちも関わったからでしょうか、水豊ダムは、現在の朝鮮民主主義人民共和国の国章にも描かれているので、見たことがある人も多いかと思います。

 そんな水豊ダムは、丹東駅から鴨緑江を上流に北東約80キロ・メートルのところにあります。

中国のダムは軍管理地扱い!?

 

北朝鮮側の斜面にある「金日成・金正日主義万歳」の文字
北朝鮮側の斜面にある「金日成・金正日主義万歳」の文字

 鴨緑江をせき止めた水豊ダムのダム湖は、琵琶湖の半分ほどもある巨大な人工湖です。

 このダム湖では、かつて金正日(キム・ジョンイル)総書記と料理人の藤本健二氏がジェットスキーで競争して遊んだことでも知られています。

 ダム周辺には、中朝両岸とも大きな建物がないため、ダムがより大きく感じる圧巻の光景が広がります。

 北朝鮮側には、「金日成(キム・イルソン)・金正日主義万歳」の巨大な文字が並び確認することができます。

 日本と、現在の北朝鮮、中国の3か国と非常に歴史的な関わりが深いダム、それが水豊ダムなのです。

 なぜ、現在、水豊ダムを訪れることが特別な感動体験なのか?というと、ガイドなしでは行くのが難しいからです。

 ガイドなしで水豊ダムへ行くのが難しくなったのは、正しくは、コロナ禍直前からなのですが、その理由は、そもそも中国のダムは、日本や主要国のように観光地ではないためです。

 特にダムなどの発電施設は、空港や駅、港湾などと同じく、国家重要施設として、軍管理地に近い扱いになっています。

 中国の法律通りに解釈すると、ダムを写真や動画撮影をすると、拘束されても文句は言えない…となるわけです。

 そんな場所なので、追加費用がかかりますが、ぜひガイドをつけることを強く推奨しています。

貴重な旅体験をビザ・ガイドセットのツアーで

 大連や上海、深センなど国際空港がある主要都市だけの訪問であれば、最大144時間(6日間)滞在できるトランジットビザ免除が便利です。

 トランジットビザ免除を利用するためには、帰路を韓国など第3国経由での旅程を組んでもらう必要があります。

 ただし、トランジットビザ免除では、大連から丹東や瀋陽など同じ遼寧省内の移動もできないため、丹東へは行けません(中国観光庁確認済み)。

 そのため、丹東へ行くのであれば、アライバルビザ(大連イン・アウト)や通常の観光ビザ(L)などを取得して訪れることになります。

 往復の航空券はご自身で購入してもらい、希望日程を伝えてもらえれば、アライバルビザ(または通常のビザ)と、大連や丹東のホテル、大連-丹東の高速鉄道の切符、ガイド手配などでツアーとして提案させてもらいます。

 ホテルは、ご自身で予約されても問題ありません。中国の旅行会社が母体であるコリアツアーズでは、おそらく、Agodaや楽天トラベルなどよりも安く予約できると思いますので、お気軽にご相談ください。

 水豊ダムだけではなく、丹東市内、丹東駅から15キロ・メートルほど南の新鴨緑江大橋(丹東新区)、水豊ダムの少し手前にある「もう1つ断橋」と呼ばれる河口断橋(河口村)なども一緒に旅をされてはどうでしょうか?

 訪れる外国人が少ない今、貴重な旅体験となること間違いなしです。

 大連コリアツアーズは、中国入国、移動、滞在を常に最新の情報をもって強力にサポートします。

 河口断橋については、改めて2024年の最新情報をご紹介します。

 大連イン・アウトのアライバルビザについてはこちらをご覧ください。

ご質問やお申込みはこちらからお気軽にどうぞ。